9月27日開催の本シンポジウムは、地域で再生可能エネルギーに取り組む事業者に加え自治体関係者、農業団体関係者、関心のある一般の方など、約50名の方々にご参加いただき盛況となりました。


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基調講演では、吉原毅氏(城南信用金庫相談役)にご登壇いただき、地方経済における再生可能エネルギー事業の可能性や金融機関の支援の広がりに加え、具体的な事業としてソーラーシェアリングを取り上げ、そのメリット等についてご講演いただきました。

【基調講演】吉原 毅 氏
【基調講演】吉原 毅 氏

事例紹介では、徳島地域エネルギーの豊岡和美さん(事務局長)から、団体設立の経緯やビジョン、事業内容等についてご講演いただきました。特に、現在力を入れている木質バイオマスを活用した熱供給事業について、その特徴や導入のメリット、地域と協力した展開方法等、詳しくご説明いただきました。
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【事例紹介】徳島地域エネルギー 豊岡氏
【事例紹介】徳島地域エネルギー 豊岡氏

また、会津電力の佐藤彌右衛門さん(代表取締役)から、会津電力立ち上げ経緯や大切にしている想いなどをお話しいただきました。その後、折笠哲也さん(常務取締役)から、具体的な事業内容をご説明いただくとともに、試行錯誤の中で得た知見、今後の多様な事業展開などについてもふれていただきました。
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【事例紹介】会津電力 佐藤氏
【事例紹介】会津電力 佐藤氏
【事例紹介】会津電力 折笠氏
【事例紹介】会津電力 折笠氏

パネルディスカッションでは、上記登壇者に加え、飯館電力の千葉 訓道 さん(常務取締役)、会津自然エネルギー機構の遠藤由美子さん(理事)をパネリストに迎え、コーディネーターは地域計画建築研究所の黒崎晋司さんが務めました。

ディスカッションに入る前に、千葉さん、遠藤さんにショートプレゼンテーションしていただき、それらも含めて会場からの質疑にパネリストが回答する形式でディスカッションを行いました。
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【パネルディスカッション】飯館電力 千葉氏
【パネルディスカッション】飯館電力 千葉氏
【パネルディスカッション】会津自然エネルギー機構 遠藤氏
【パネルディスカッション】会津自然エネルギー機構 遠藤氏

地域で再エネ事業を実施する上での具体的な方法や注意点、地域との対話・合意、資金調達についてのアドバイス等、ディスカッションのテーマは多岐にわたり、会場の参加者とのやりとりも活発に行われ、充実した内容となりました。

【パネルディスカッション】
【パネルディスカッション】パネリスト
【パネルディスカッション】会場
【パネルディスカッション】会場