第5回再エネいちば発電所・地域PPA研究会
全国ご当地エネルギー協会は、当協会が市民電力連絡会と共催している再エネ発電所いちば・地域PPA研究会を開催いたします。
第5回地域PPA・再エネ発電所いちば研究会
趣旨
弊研究会では再生可能エネルギー(以下、再エネ)の導入および、地域の脱炭素化を 推進するため、①再エネ電力へのシフトを検討する中小企業と②再エネ発電事業者を マッチングする「再エネ発電所いちば(仮)」の構築に向けた検討を進めるため、発 電者や需要家、有識者等を交えた研究会を実施してきました。
この度、これまで議論してきた 課題や解決策、展望に関してとりまとめ、意見交換を実施する研究会を開催いたしま す。ご多用の折とは存じますが、皆様にもぜひ ご参加いただきたくお願い申し上げます。
開催概要
- 日 時:2025年3月26日(水)14:00~16:00
- 場 所:TIME SHARING 新宿4A(東京都新宿区歌舞伎町1-1-15 東信同和ビル4階)/Zoomウェビナー
- 参加費:無料
- 主 催:NPO法人 市民電力連絡会
- 共 催:一般社団法人全国ご当地エネルギー協会
- 助 成:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
プログラム
14:00 イントロダクション
14:10 「地域再エネ普及の課題と打開案」 ISEP 松原弘直
14:25 「オンサイトPPAの取り組み(仮)」 株式会社大川印刷(調整中
14:30 「オフサイトPPAの取り組み(仮)」 医療法人伯鳳会グループ(調整中)
14:55 「地域新電力の事例紹介(仮)」 株式会社北都銀行(調整中)
15:10 質疑応答
15:20 「来期に向けた論点、展望、本事業の取り組み」 市民電力連絡会 竹村英明
15:30 参加者を交えた意見交換・ディスカッション
15:55 クロージング
お問い合わせ
このイベントに関するお問い合わせは、以下にご連絡ください。
地域PPA・再エネ発電所いちば研究会
Mail: re.ichiba2024●gmail.com (●をアットマークにしてください)
Tel : 090-9224-2889
当協会へのお問い合わせは、お問い合わせフォームからお送り下さい。
※ このイベントは令和6年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けています。
「里山地区におけるエネルギーの利活用」視察レポート

本記事では、2025年2月5日~6日に兵庫県宝塚市・神戸市でおこなわれた視察のレポートを掲載します。
株式会社地方創生機構ウェストバリーの井上氏、豊岡氏にご案内いただき、里山の森林資源を用いた地域エネルギー事業を足掛かりとして地域づくり全体へと事業を展開する宝塚市、神戸市での取り組みを視察しました。本視察の目的は、社会的合意プロセス、再エネの普及啓発への知見を共有することです。これにより各地域での展開、実践を後押しし、「地域エネルギードミノ」の進展を目指しています。
行程
2月5日 兵庫県宝塚市
- 宝塚里山オフィスにて薪ボイラー見学
- 西谷の森にてチッパーデモ視察
- 営農型太陽光発電見学
2月6日 兵庫県神戸市
- 神戸バイオマスラボ視察
- 「エネルギーとまちづくり」セミナー

訪問先1 宝塚里山オフィス
二重サッシの窓ガラスや暖炉など、室内の暖かさを保つための工夫が多くなされていて、エアコンに頼らず、自然エネルギーや自然採光を生かした建物利用のあり方を学ぶことができました。
午後には60kWの出力があるオーストリアETA社製の薪ボイラーを見学。スタッフの方から、薪を効率よく燃焼させる仕組みやパネルでの管理体制について説明を受けました。この薪ボイラーの熱は現在風呂を沸かすために使われていますが、今後は暖房への利用も考えているそうです。このボイラーは常に中身が見られるようになっています。一日一回、熱を使うときに薪をくべていますが、メンテナンスにはさほど手がかからないということでした。
訪問先2 西谷の森
搬出した木材を木質チップにする過程を見学しました。木質チップにするための木は山で倒し、自然の状態で枯らしてから利用しています。これは、昔ながらのやり方に近づけるためだということです。
今は一般社団法人徳島地域エネルギーの神戸バイオマスラボでの自家消費がメインですが、今後は県内の市町村を中心に広げる取り組みを行っていく予定とのこと。見学を通して、資源を地域で活用するバイオマス熱利用のポテンシャルの高さを理解しました。また、山の再生をしながら、木質チップや薪等の燃料を生み出す過程を学んだことで、森林管理の重要性を再認識することができました。
西谷の森は人工林がない広葉樹の森であり、その広葉樹から燃料をつくる全国的にも珍しい取り組みを行っています。木質チップ乾燥のための熱源を木質チップとしているため、そこでも循環が生まれていることも印象的でした。
営農型太陽光発電の見学
宝塚市民発電の営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の見学を行い、農家のご夫婦にお話しをうかがいました。農地で収穫された作物を見たり、雨風が入ってくる向きを調整できないなどの困難をお話しいただいたことで、営農型太陽光発電の実践例としてとても参考になりました。営農型太陽光発電の下で作る作物は自身の八百屋で販売しているため、訪問販売よりも身体的負担が少ないのだそうです。
神戸バイオマスラボでは、以下の2つのセミナーを聴講しました。
1.エネルギーとまちづくり
2.里山地域の活用事例
講演を通じて、地域の価値を最大にするための取り組みや、再生可能エネルギーの導入による地域循環モデルについて学びを深めました。
どの地域にどんなポテンシャルがあるか、そこにはどのような人たちがいるか、誰をリーダーに据えるか、どう収支をあげていくかなど、様々なステークホルダーや地域の特性を考えながら事業を展開していくことの重要性やその実践例を知ることができました。
バイオマス事業においては、里山を保全する主体、資源の運搬や機器の設置作業など、少しずつ資金を落としながら多くの主体が関わり合える仕組みが特に考えるべき点であるということです。様々な主体を巻き込みながら地域の価値を上げていく、他の地域でも応用可能な手法についても学びました。
セミナー聴講後には、神戸バイオマスラボ内のバイオマスボイラーを見学。ボイラーでは熱交換器による熱交換を行っており、常時70℃程度のお湯に交換されています。熱交換によってつくられたお湯は、施設内の岩盤浴用サウナや風呂、飲み水に利用されます。また、タンク内・ボイラー内の水温は、パネル表示によって常に監視が可能です。
このボイラーは、事業者から持ち込まれた燃料のエネルギー効率を確かめるための実験施設としても利用されているそうです。
バイオマスボイラーの仕組みから利用のあり方、バイオマス事業を地域で失敗させないための仕組みの実践例まで、包括的に学ぶことができ、とても有意義な視察となりました。
年末年始休業(2024年12月28日~2025年1月5日)のお知らせ
2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)の間、休業とさせていただきます。
期間中の当協会へのご連絡は、下記のお問合せフォームからお送りください。
休業期間終業後、順次対応させていただきます。
何卒ご了承のほど、宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 全国ご当地エネルギー協会事務局
夏季休業(8月10日~18日)のお知らせ
2024年8月10日(土)~18日(日)の間、夏季休業とさせていただきます。
期間中の当協会へのご連絡は、下記のお問合せフォームからお送りください。
休業期間終業後、順次対応させていただきます。
何卒ご了承のほど、宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 全国ご当地エネルギー協会事務局
事務所電話復旧のお知らせ
2024年7月30日より、当協会の事務所電話がつながらない状態となっておりましたが、本日、回線が復旧し、お電話でのお問合せが可能となりましたのでお知らせいたします。
故障期間中のご理解とご協力に感謝申し上げます。
今後ともご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 全国ご当地エネルギー協会事務局
事務所電話不通のお知らせ
2024年7月30日より、事務所の電話がつながらない状態となっております。
当協会へのご連絡は、大変お手数ではございますが、
下記のお問合せボタンからお送りください。
ご不便、ご迷惑をおかけいたしまして、申し訳ございません。
復旧次第、こちらでもお知らせいたします。
何卒ご了承のほど、宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人 全国ご当地エネルギー協会事務局
ソーラーシェアリングの国際動向を知ろう ~「第5回 営農型太陽光発電国際会議」参加報告会~
全国ご当地エネルギー協会は、地域主導型の自然エネルギー開発を協働して促進するための情報共有の一環として、いま世界で広がりを見せる「営農型太陽光発電(Agrivoltaics)」の最新動向の報告会を開催します。
「第5回 営農型太陽光発電国際会議」参加報告会
ソーラーシェアリングの
国際動向を知ろう
趣旨
ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電:Agrivoltaics)は、今や国際的な広がりをみせています。
現在、ソーラーシェアリングは世界30カ国近くに設置されており、大型の商用プラントも出現しています。海外では、国や自治体が中心となって法整備や振興策の策定が進行していますし、研究開発分野でも官民をあげて取組み、新たな製品も開発され新興企業も急成長するなど、日本とのギャップが広がっています。
本報告会では、今年6/11~13に米国コロラド州デンバー市で開催された第5回営農型太陽光発電国際会議(AgriVoltaics2024)のハイライトをお伝えして、その学びをどう日本に活かせるのか、また、日本のソーラーシェアリングは今後どうあるべきなのかついて議論する機会としたいと考えています。
併せて、9月に開催予定の第2回ソーラーシェアリングフェスティバル(八女市)についてもご案内します。
開催概要
- 日時:2024年8月20日(火)15:00~16:50
- 方法:Zoomウェビナー
- 参加費:無料
- 主催:一般社団法人全国ご当地エネルギー協会
- 共催:特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所/一般社団法人ソーラーシェアリング推進連盟/匝瑳みらい株式会社/株式会社ソーラーシェアリング総合研究所
- 助成:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
プログラム・発表資料
- プログラム
1.会議の概要紹介 田島 誠
(ソーラーシェアリング推進連盟 理事/環境エネルギー政策研究所 特任研究員)
2.参加報告 田中蓮
(匝瑳みらい株式会社)
3. 質疑および意見交換 ※モデレーター:西光司
(ソーラーシェアリング推進連盟 共同代表/株式会社アグリツリー 代表取締役)
4.第2回ソーラーシェアリングフェスティバルのお知らせ
(2024年9月21日開催)
お問い合わせ
このイベントに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームからお送り下さい。
※ このイベントは令和6年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けています。
コミュニティパワーの「今」を体感!ワークショップ&視察ツアー 参加レポート

コミュニティパワーの「今」を体感!ワークショップ×視察ツアー
地域エネルギードミノに向けた参加型ワークショップ
全国ご当地エネルギー協会は、「地域エネルギードミノ」を目指した連携拡大を推進する活動の一環として、会員団体所在地の地域住民を対象としたワークショップを開催します。

ワークショップ
脱炭素まちづくりカレッジ
趣旨
「地域エネルギードミノ」を起こすためには、エネルギー事業者だけでなく、一般の地域住民の方々の理解と合意が不可欠です。そこで、全国ご当地エネルギー協会の会員団体が所在する地域の皆様に自然エネルギーや脱炭素への理解を深めていただくためのワークショップを開催します。
「脱炭素まちづくりPlay」というゲーム型研修を活用し、地域のさまざまなプレーヤーが協働してまちづくりを推進する過程を疑似体験することで、地域内連携の重要性を感じていただくとともに、合意形成に向けた取り組みのきっかけとしていただくプログラムです。
開催概要
第1回(新潟)
日時:2024年2月4日(日)13:00~16:00
場所:ほんぽーと中央図書館 研修室
(新潟市中央区明石2丁目1番10号)
主催:一般社団法人全国ご当地エネルギー協会、おらってにいがた市民エネルギー協議会
助成:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
参加費:無料
お申込み、お問合せ:025-385-6047
メール:info(アット)oratte.org
※(アット)を@に置き換えてください。
第2回(山口)
日時:2024年2月11日(日)13:30~16:30
場所:山口市市民活動支援センターさぽらんて(山口市道場門前2丁目3-6どうもんビル1F)
主催:一般社団法人全国ご当地エネルギー協会
協力:非営利型株式会社 市民エネルギーやまぐち株式会社、山口市市民活動支援センターさぽらんて、やまぐちRE100
助成:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金
参加費:無料
お申込み、お問合せ:083-901-1166
(担当:藤岡)※2月4日締切
メール:info(アット)saporant.jp
※(アット)を@に置き換えてください。




お問い合わせ
各イベントのお申し込みや詳細に関するお問い合わせは、各回開催団体の問い合わせ先に直接ご連絡ください。
その他のお問い合わせは、下記のお問合せフォームからお送りください。
※ このイベントは令和5年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けています。