8月29日開催の本シンポジウムは、地域で再生可能エネルギーに取り組む事業者に加え自治体関係者、農業団体関係者、関心のある一般の方など、約80名の方々にご参加いただき盛況となりました。
基調講演では、金子勝先生(慶応義塾大学教授)にご登壇いただき、経済の分野から見た農業とエネルギーの関係、特に新しい時代の農業のスタイル「エネルギー兼業農家」を推進していくことの重要性などについてご講演いただきました。
徳島県小松島市の横山篤さん(産業振興課課長補)にも基調講演をいただき、小松島市で現在実用化に向けて試行している竹チップを用いたバイオマスボイラー等の取組についてご報告いただきました。
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事例紹介では、会津電力の折笠哲也さん(常務取締役)から、会津電力立ち上げ経緯や取組内容などについてご講演いただきました。小規模分散型発電で地域に貢献する、という理念の基、試行錯誤のなかで事業を展開してきたこと、その中で感じたことや今後の再エネ事業の可能性などについてもお話しいただきました。
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さらに、地元徳島で活躍されている徳島地域エネルギーの豊岡和美さん(事務局長)から、団体設立の経緯やビジョン、事業内容等についてご講演いただきました。加えて、羽里信和さん(常任理事)からは、特に力を入れている木質バイオマスを活用した熱供給事業についてご説明いただきました。
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パネルディスカッションでは、上記登壇者に加えて 椎茸農家の浜田光且さん(サンマッシュ櫛淵協同組合代表)をパネリストに迎え、コーディネーターは当会事務総長の飯田哲也が務めました。
会場からの質疑にパネリストが回答する形式で行いましたが、事業を実施する上での課題や地域の方や行政との合意形成、今後の展望など、幅広い分野の話題が展開されました。
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