一般社団法人全国ご当地エネルギー協会は、2018月1月に水俣薄原太陽光発電所を設立するとともに、その売電収益の一部を活用した地域貢献事業として基金設立の構想を進めてまいりました。
この原資には、一般社団法人グリーン・市民電力によるグリーン未来ソーラー（屋根上太陽光発電所）の売電収益も活用され、いよいよ3月に 「水俣・熊本みらい基金」（愛称：つんなう基金）を 共同で発足する運びとなりました。（「つんなう」は熊本の古い言葉で「つながる」という意味です）
公害の原点である水俣病事件、そして、忘れてはならない福島の原発事故、この２つをテーマに「いのち」を考えることを目的とし、こうした事件や事故を生んだ歴史と今を未来に語り継ぎ、地域の活性化やいのちを守る事業や活動に役立てていくことを決意しました。いまも傷の深い熊本地震の被災者にも寄り添い、基金を通じて、人と人が共生しあう地域の創出をめざすものです。
下記の通り、熊本にて、記者会見を行うとともに、発足記念シンポジウムを開催し致します。 また、記念シンポジウムを皮切りに、4月からスタートする助成事業の公募受付についても告知を行いますので、 合わせて、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
記者会見のご案内
日時：2019年3月4日（月）10:00-11:00
場所：熊本市国際交流会館4階（熊本市中央区花畑町4-18）
登壇者：
高濱千夏（グリーンコープ生協くまもと理事長）
高峰武（熊本日日新聞論説顧問）
熊野千恵美（グリーン・市民電力会長）
佐藤彌右衛門（全国ご当地エネルギー協会代表理事）
飯田哲也（環境エネルギー政策研究所所長）
記念シンポジウムのご案内
日時：2019年3月4日（月）11:00-13:30
場所：熊本市国際交流会館ホール（熊本市中央区花畑町4-18）
参加費：無料
第一部 基調講演「ミナマタ・フクシマから日本を創る」金子勝氏
第二部 パネルディスカッション
緒方正人（水俣病患者）、土黒功司（よか隊ネット熊本理事長）
佐藤彌右衛門（全国ご当地エネルギー協会代表理事）
熊野千恵美（グリーン・市民電力会長）
高濱千夏（グリーンコープ生協くまもと理事長）
飯田哲也（環境エネルギー政策研究所所長）
ファシリテーター：
佐々木寛（「おらって」にいがた市民エネルギー協議会代表理事）
基金概要
名称：一般社団法人「水俣・熊本みらい基金」（愛称：つんなう基金）
〜自然エネルギーの光をあつめて いのちの大切さを未来につなごう〜
助成対象：
- 水俣病事件が問いかけることを後世や世界に伝えていく事業や活動
- 熊本地震の被災地復興事業や活動
- 水俣薄原太陽光発電所の周辺地域における環境保全事業
- 水俣と福島に通底する社会問題・政治問題を解明する研究活動
- 水俣・熊本と福島や他の地域をつなぐ交流活動や人材育成活動
- 熊本の自然エネルギーを推進する事業
- 熊本の地域資源を活かし、地域住民の暮らしを豊かにする事に資する事業
- その他、この基金の目的を達成するために必要な事業
助成額：
一事業 30万円（原則・初年度）
＊ 全国ご当地エネルギー協会による水俣薄原太陽光発電所の売電収益の一部と、会員団体であるグリーン・市民電力さんが熊本地震復興支援のために設立されたグリーン未来ソーラーの売電収益を財源として活用されます。
組織：
代表理事
高濱千夏（グリーンコープ生協くまもと理事長）
理事
熊野千恵美（グリーン・市民電力会長）
佐藤彌右衛門（全国ご当地エネルギー協会代表理事）
飯田哲也（環境エネルギー政策研究所所長）
監査
吉原毅（城南信用金庫顧問）
基金助成委員会：
委員長
高峰武（熊本日日新聞論説顧問）
副委員長
佐々木寛（「おらって」にいがた市民エネルギー協議会 代表理事）
委員
上野真実子（水俣病患者家族の会）
緒方正人（水俣病患者）
篠原晴美（益城町住民）
村上省三（グリーンコープ共同体常務理事・熊本復興担当）
お問い合わせ：
Eメール contact@minamata-fund.org
URL minamata-fund.org（3/3公開予定）
「水俣・熊本みらい基金」本部事務局 担当：櫛渕
（全国ご当地エネルギー協会内）
TEL 03-3355-2212 / FAX 03-3355-2205
「水俣・熊本みらい基金」地域事務局 担当：野村
（グリーンコープ生協くまもと本部組合員事務局内）
TEL 096-324-8145
このプレスリリースに関するお問い合わせ
一般社団法人全国ご当地エネルギー協会
〒160-0008 東京都新宿区四谷三栄町16-16
TEL: 03-3355-2212
FAX: 03-3355-2205
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