2015年1月19日に静岡市内で開催された温暖化防止研修会「地域の自然エネルギー活用と温暖化防止を考える」(主催:静岡県地球温暖化防止活動推進センター)は、静岡県地球温暖化防止活動推進員、一般参加者、全国ご当地エネルギー協会関係者を含む約200名が参加し、大盛況のうちに終了しました。

Shizuoka

藻谷浩介氏(日本総合研究所)による講演では、「温暖化防止と持続可能な地域社会」をテーマに、自然エネルギーをはじめとする地域の資源の積極的な活用が、結果として地域の活性化や温暖化の防止につながることがわかりやすく説明されました。

つづく環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也の講演や、全国各地の地域自然エネルギー事業者によるパネルディスカッションでは、各地の取り組み紹介に加え、他の地域から見た静岡の自然エネルギー活用の可能性についても述べられました。

同日、全国ご当地エネルギー協会の幹事会も開催しました。今後のご当地エネルギーの活動について各地の幹事および会員と活発な議論を交わし、さらなる前進を確認しました。

翌20日には、全国ご当地エネルギー協会の服部乃利子東海地区幹事(しずおか未来エネルギー株式会社 代表取締役社長)の案内のもと、しずおか未来エネルギーが設置した太陽光パネルを見学しました(日本平動物園、IAI日本平スタジアム)。富士山の雄大な景色を眺めながら、自然との共生を目指した再生可能エネルギーの意義を改めて考える視察となりました。

研修会の開催概要は次ページへ