当協会代表理事・佐藤彌右衛門の「シェーナウ環境賞“電力革命児”賞」受賞を記念し、「ドイツのコミュニティパワーに学ぶ 〜佐藤彌右衛門代表理事「シェーナウ環境賞」受賞記念ツアー〜」を実施いたしました。


Schoenau2014

概要と目的

全国ご当地エネルギー協会の代表理事を務める佐藤彌右衛門(会津電力㈱代表取締役)が今年、ドイツの「シェーナウ環境賞“電力革命児”賞」を日本人として初めて受賞しました。現在ドイツの最大級のエコ電力供給会社となったシェーナウ電力(EWS)によるシェーナウ・エネルギー・イニシアティブとシェーナウ市が共同で表彰する名誉賞で、ドイツでは名誉ある賞として注目を集めています。このたびの受賞を記念して企画されたこのツアーは、シェーナウや自然エネルギー活用の先進地であるフライブルグを訪問、ドイツの「ご当地エネルギー」が集う国際会議や自然エネルギーの専門家が集う国際会議の傍聴等、地域の自然エネルギーを地域のお金で回していくことで地域を自立させ、原発がなくても済む社会をつくっていくための取り組みについて学ぶものとなりました。

視察団と視察コース

日程:2014年11月10日〜11月14日
視察コース

  • シェーナウ電力見学
  • REN21(21世紀にむけた自然エネルギー政策ネットワーク)の国際会議傍聴
  • フライブルグで自然エネルギー普及の取り組み等見学
  • 国際会議「Regions in Germany, Europe and the world show 100% RE is reality today」傍聴

主な成果

  • シェーナウ電力の「地域熱供給」最新施設や、組織概要や歴史についての詳細な説明を受け、急成長するドイツ自然エネルギー産業の実態を学びました。
  • 国際会議では、ドイツが市民社会主導で自然エネルギーの取り組みを進めていることを学び、今後2500万人もの人々が自然エネルギー100%の地域に暮らし働くことを可能にするだろうと実感しました。
  • 国際会議のブース訪問を通じて自然エネルギー100%の地域づくりの鍵になるのは電力だけでなく、熱利用や交通システム、省エネ、そしてそれらを可能ならしめる組織や人づくりの仕組みを学びました。

今後への展開

  • 今後さらに全国ご当地エネルギー協会とシェーナウ電力との連携を深め、地域で自然エネルギーを利用する取り組みを進める活動を行っていきます。

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