「風力発電が日本を変える」 − 足利工業大学・牛山泉学長インタビュー

今回は、日本の風力発電研究の第一人者で、足利工業大学学長の牛山泉さんのインタビューです。牛山さんは、電源としての風車にまったく光が当たっていなかった1970年代から一貫して風車の研究と普及活動に努めてきました。Read more


地域のエネルギー事業を育てる場づくり − ISEPエネルギーアカデミー第2期発表会報告

地域エネルギーの担い手を育成する「ISEPエネルギーアカデミー」は、2013年5〜8月開講の第1期、そして10〜12月開講の第2期と、2度のクラスを終えました。第1期の卒業生の中からは、すでに環境省委託事業などの採択を受けて、実際に地域でのエネルギー事業をスタートしている人たちも出ています。今回は、2013年12月14日に行われた、第2期の卒業発表会の様子をご報告します。Read more


課題を乗り越え建設した13基の風車 - 島根県・中国ウインドパワー 矢口伸二さんインタビュー

事業性のある風車を建てようとする場合、1本約2億円から5億円の費用がかかり、その他にも法規制や立地の問題などハードルの高さから、国や大手でないと手が出せないと思われがちです。実施に、現在の日本にある風車のほとんどが、大企業の傘下にあります。ところが、島根県浜田市に拠点を置く「中国ウインドパワー株式会社」という会社が、さまざな課題を乗り越えて、風車の事業化を実現しています。Read more


小水力を利用した山間部の地域づくり - 岐阜県郡上市白鳥町石徹白地区

岐阜県郡上市白鳥町にある石徹白(いとしろ)地区は、福井県との県境にある中山間地です。豪雪地帯として知られ、近くにはスキー場もあります。筆者がここを初めて訪れたのは2013年の3月末でしたが、まだ雪が1メートル近くも積もった状態でした。Read more


エネルギー革命を起こして、地域の独立をめざす - 会津電力

東日本大震災と、福島第一原発の事故によって深刻な被害を受けた福島県。震災支援や原発問題に向き合ってきた人々が、2011年11月に発足した「ふくしま会議」を中心に、これから福島で何をすべきかについて1年以上にわたって議論を重ねてきました。その中から原発に替わるエネルギーについても関心が高まり、2013年3月に自然エネルギーの積極的な利用を掲げる「一般社団法人会津自然エネルギー機構」が発足しました。Read more


市民活動をサポートする行政の新スタイル - 宝塚市新エネルギー推進課

福島第一原発事故を受けて、中川智子宝塚市長は国や電力事業者にこれまでの原発推進を見直すように要請するなど、積極的に行動を起こしてきました。一連の動きの中で、市としても原発に頼らないエネルギー自給をめざす部署として新たに設置されたのが、新エネルギー推進課(2012年4月設立)です。(取材・記事:高橋真樹)Read more


オフグリッドの電力自給の町づくり - 藤野電力

藤野電力は、2011年3月の原発事故をきっかけに設立された主に旧藤野町の住民が運営するグループ(任意団体)です。電力を少しづつでも自給しながら、持続可能なライフスタイルをしようという提案をしています。(取材・記事:高橋真樹)Read more


自然エネルギーで町おこし - さつま自然エネルギー

さつま自然エネルギーは、鹿児島県いちき串木野市の会社経営者の方たちのネットワークでできた合同会社で、「株式会社パスポート」という川崎市に拠点を置く会社がその事務局を担っています。(取材・記事:高橋真樹)Read more


データ提供で、ご当地電力をサポート - 分山達也さんインタビュー

地域の自然エネルギー事業に取り組むキーパーソンへのインタビュー。今回取り上げるのは、自然エネルギーのポテンシャルデータを分析して、市民にわかりやすい形で提供している分山達也さん(29歳)です。Read more


温泉発電で地域おこし - 小浜温泉エネルギー

長崎県雲仙の温泉街、小浜温泉では、源泉が105度になる高温のお湯が1日に1万5000トンも湧き出しています。しかし、このうち70%の温泉水は利用されずに海に流されてきました。地元では、この未利用の温泉水を有効に使えないかということが課題となっていました。Read more